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リトアニアのサウナ体験マップ

リトアニア人は、フィンランド人と同じぐらいサウナを大切にしているのをご存知でしょうか。リトアニアのサウナマスターは、古くからサウナの伝統を守り、サウナでの儀式には、植物や蜂蜜、琥珀などの天然なものだけを使用します。 リトアニアでは一般的なサウナの他に、木の上のサウナ、水車小屋のサウナ、昔のマナーハウスでのサウナ、琥珀だけで造られたサウナなどもあります。 サウナ好きな方のためにリトアニア各地のサウナをご紹介しましょう。ここで紹介するサウナでは通年を通して最高の温度を楽しめます!

リトアニアの伝統的なサウナとはどのようなものでしょうか

リトアニアのサウナは、スチーム式で様々なハーブが豊富に使われるという点で他の国のサウナと異なります。

リトアニアのサウナの特徴は、白樺や楢などの枝で作られたウィスク(リトアニア語:ヴァンタ(vanta))を使って身体を叩くトリートメントです。冬には、凍らせたり塩のついたウィスクが使われます。入浴者は、自分で自分の身体を叩いたり、互いに叩き合ったり、サウナマスターに叩いてもらったりします。身体を叩くトリートメントの他に、塩や挽いた橡の実、泥、蜂蜜などを使って身体をスクラブするのも一般的です。

リトアニアの伝統的なサウナの温度は約60度であまり熱くはありませんが、湿度がかなり高いのが特徴です。薪を燃料とするストーブの熱で熱くなった石の上に水を注ぐことで蒸気が発生しサウナの中を満たします。サウナで過ごす時間は、通常4時間程度です。

サウナに入ること(入浴)、外で一休みすること、近くの池や川に入ることを繰り返し行います。4回の入浴(初蒸気、スクラブ、体叩き、サウナ閉め)から成るサウナの入り方が一般的です。サウナに最も適した飲み物としてお勧めなのが、ミント、タイム、オレガノ、ヤナギランなどのハーブティーです。

リトアニアでは一般的にこのようなサウナ体験が楽しめます。

1. ブラックサウナとホワイトサウナ

このルーラルツーリズムの施設にあるスモークサウナは、リトアニアで最も大きなサウナです。誰でも参加できる教育イベントとして、リトアニアの健康的なサウナの儀式とトリートメント(温めた後に初めて出す蒸気の儀式、塩などを使ったスクラブ、身体の叩き方、石鹸を使った身体の洗い方、ボディパック)を体験する事ができます。この施設は禁酒で、ゴミをゼロにすることを目指す暮らし方(ゼロ・ウェイスト・フィロソフィー)も学ぶことができます。ブラックサウナと呼ばれるスモークサウナには20人まで、ホワイトサウナと呼ばれるスチームサウナには12人まで入れます。リフレッシュのために近くの池や川で泳ぐこともできます。

 

➤ アグリツーリズムの施設「ヴァバリーネー(Vabalynė)」

2. ウィスクとスチームダンス

このサウナで一番大切にしていることは、心の安らぎと身体の健康です。この「フレンドサウナ(リトアニア語:ビチュリュー・ピルティス)」では、様々なサウナのトリートメント、テーマイベント、サウナの歴史や伝統に関する説明、香り豊かなアロマセラピーセッション、温めたウィスクとスチームダンス、ボディケアトリートメントなどが楽しめます。

 

➤ 「ビチュリュー・ピルティス(Bičiulių pirtis)」

3. ウィスクを学ぶ

リトアニアのサウナの古い伝統を伝え続けているこのサウナでは、温めた後に初めて出す蒸気の儀式、ユニークな「香りのシンフォニー」、塩の吸入セラピー、様々なウィスクを使った身体の叩き方、塩や挽いた橡の実を使ったボディスクラブ、ハーブを煎じて染み込ませた布を使ったボディパック、サウナの外で行うマッサージなどが楽しめます。この施設ではスチームサウナの他に「ワシミミズクの巣」という名前のスモークサウナも体験できます。サウナマスターにウィスクの作り方や、ウィスクを使ったマッサージ方法、体の叩き方を習うこともできます。

 

➤ 「メディーネー(Medynė)」

4. サウナの中の音楽会

ルーラルツーリズムのこの施設では、昔から「ホワイトサウナ」と呼ばれているリトアニアの伝統的なサウナを体験することができます。ボディスクラブ、身体の叩き方、ボディパックを含む教育プログラムで、プロのサウナマスターであるこの施設のご主人から直接指導が受けられます。「身体と心の癒し」、「リトアニアのサウナを知る」、「ヴァンタ(ウィスク)で身体を叩き、ヴァンタで清める」。また、「サウナでの音楽」というプログラムがありレインスティックやサンダードラム、ゴングの楽器が演奏されリラックスさせてくれます。

 

➤ アグリツーリズムの施設「ラウドンカルニス(Raudonkalnis)」

5. サウナマスターの養成コースがあるサウナ

木の丸太で建てられたこの「ペルクーニヨース・ピルティス(雷のサウナ)」では、 薪を燃料とするストーブが「柔らかい」蒸気を生み出します。広いスチームルームは、座ったり横になったりできるように、そして吸う空気が充分で快適であるように設計されています。プロのサウナマスターがリラックスできるサウナの儀式を行います。その際、リトアニアの草木やハーブの説明をしたり、ボディスクラブ、石鹸の泡を使ったマッサージ、身体を叩いたり、身体に蜂蜜を塗ったりします。サウナトリートメントの後は、近くの池で泳いでリフレッシュしたり、リラクゼーションエリアで快適なラウンジチェアに横になってリラックスしたりできます。サウナの技術をもっと知りたい方を対象にサウナの儀式のトレーニングも行われています。

 

➤ 「ペルクーニヨース・ピルティス(Perkūnijos pirtis)」

6. 昔ながらのスモークサウナ

スモークサウナは最も古いサウナの種類です。しっかりと温められたスモークサウナで感じられるのは煙の香りだけで、空気と蒸気に関しては違う種類のサウナよりもはるかに優れた効果が期待されます。湖のほとりにあるこのスモークサウナでは、昔ながらの田舎のサウナの良さが体験できるだけでなく、ホットタブで日常の疲れを洗い流すことができます。

 

➤ 「セノーヴィネー・ドゥーミネー・ピルティス(Senovinė dūminė pirtis)」

7. サウナ後の、ミルク アイス キューブ

ジェマイティヤ国立公園内にある施設では、リンデンの枝で作られたウィスクとオークの枝で作られたウィスクの違いを学んだり、ドライオレガノやミントを使って作られたソルトスクラブなどを楽んだり、キュウリの果汁やミルクアイスキューブで身体をリフレッシュすることができます。ヤギのミルクで顔を洗い、身体には蜂蜜を塗って皮膚に栄養を与えたりと、ユニークなサウナトリートメントが楽しめます。

石を長時間加熱することで「柔らかく濃い」蒸気が生み出されます。サウナの中で12時間同じ温度が保たれるので、ゆっくりと時間をかけてハーブやウィスク、食品を使った様々なボディケアトリートメントを楽しむことができます。

ちなみにこのサウナは自然と共に「生きて」いて、旬のものがトリートメントに使われます。春にはジュニパー、イワミツバ、タンポポ、イラグサ、ジャスミン、ライラック、夏には森のベリー、様々な植物の小枝で作られたウィスク、秋には野菜、蜂蜜、オークのウィスク、冬には乾燥させたものや冷凍保存されたものなどを使います。

 

➤ 「サウレース・スレーニス(Saulės slėnis)」

8. サウナで蜂蜜や琥珀のトリートメントを

「サウナで過ごした時間の分だけ寿命が長くなる」と、このサウナのオーナーであるアリダス氏は信じています。アリダス氏のサウナでは、フットバス、様々な種類の枝で作られたウィスクを使った身体の叩き方、塩で肌を撫でたり、ボディスクラブや石鹸の泡を使った身体の洗い方の他に、泥や蜂蜜、琥珀を使ったトリートメント体験もできます。

 

➤ 「アリド・ピルティス(Arido pirtis)」

エキゾチックなサウナ

9. フェルトのサウナ・ゲル

このアグリツーリズム施設のフェルトのサウナは、中央アジアの草原で暮らす遊牧民のゲルからインスピレーションを受けて建てられました。そのユニークさには驚きます。円形の建物で壁の内側には羊の毛が断熱材として使われ、屋根にある丸い窓ガラスからは光が入ります。そして健康にも良く、呼吸がしやすくアレルギーを引き起こさない、オーガニックで環境にも優しいサウナです。この施設には壁が羊の毛で覆われているサウナの他に、暖炉がついている大きなホールもあります。

 

➤ シャルペーヌー・ヴェルティニョー・ナマイ(Šalpėnų veltinio namai)

10. インディアンのサウナ

北米インディアンの伝統を促進しているヴィネトゥー村にあるイニピの毛皮サウナでは、野花で作られたウィスク、ハーブエッセンスを使ったユニークな儀式が楽しめます。これはインディアンが何千年もの間伝えられてきた身体と魂を清める方法で、治療法でもあります。サウナの精神というのは、サウナのあらゆる感覚を感じてもらう為に、誰でも「自分の部族」と一緒にサウナに招待するということです。

 

➤ ヴィネトゥー村

 

11. 琥珀のサウナ

世界初の天然の琥珀サウナ「サウレー(太陽)」には、バルト海の天然の琥珀が約3トン使われており、壁や天井、ベンチまでが天然の琥珀で覆われています。サウナの面積は22平方メートル、15人程が快適に入浴する事ができます。このサウナで30分過ごすだけで、琥珀の良い成分を充分に身体に吸収できると言われています。琥珀のサウナは毎日入ることができ、神経系に非常に良い効果があり、ストレス解消や、気持ちを落ち着かせる効果があります。サウナの後には、コハク酸が含まれている「琥珀の水」を飲むことをお勧めします。

 

➤ 「アトストグー・パールカス(Atostogų parkas)」

 

思いがけない場所にあるサウナ

12. マナーハウスでのサウナ

同時に25人が入る事ができるこのサウナは、リトアニアで最も大きいサウナという事だけでなく、現役で使われている最も古いマナーハウスのサウナでもあります。イルゼンベルグ マナーハウスの最初のサウナは17世紀始めに造られました。このサウナは、イルギス湖のほとりの絵のように美しい愛の島の眺めが見える場所に家主の家族の為に建てられました。このマナーハウスの現在のオーナーは、最初のサウナがあった場所にこのサウナを再建しました。湖はリトアニアとラトビアの両国にまたがっており、入浴者は島を眺めるだけではなく、湖の反対側に住んでいるラトビア人に挨拶を交わすこともできます。

 

➤ イルゼンベルグ マナーハウスのサウナ

13. 水車小屋のサウナ

ヴァルニャイ地域公園にある、再建された水車小屋の中にはスチームサウナがあります。オーナーはリラックスを目的とするサウナの儀式を提供しています。白樺のウィスクを使って身体を叩いたり、マッサージやスクラブ、泡を使って身体を洗ったり、昔の伝統に基づいて行われています。

 

➤ 「アンゲルー・マルーナス(Angelų malūnas)」

14. カプセル サウナ

リトアニアの伝統を継承しているこのスパには、ハーブのスチームサウナがあります。古典的なサウナを好まない人向けのユニークなトリートメントで、ハーブのエッセンスを含んだ蒸気で身体を温めながら、ヘッドマッサージが行われます。サウナの後には、砕いた氷でリフレッシュしたり、湧き出る泉の近くにあるリラクセーションエリアで、ハーブティーやリトアニアの蜂蜜を味わいながらひと休みしたり、ハーブベッドでアロマセラピーを楽しむ事ができます。

 

➤ 「エトノ・スパ(ETNO SPA)」

15. 木の上のサウナ

2メートル程の木の高さにあるサウナから、ロープを使って湖へ飛び込みましょう!または、はしごを下りて、冷水もしくはホットタブに入る事もできます。アグリツーリズムのこの施設では、夏の間のみ水上サウナなども提供しています。

 

➤ アグリツーリズムの施設「ブラジーリヤ(Brazylija)」

この情報は国立観光振興機関「Lithuania Travel」、各地の観光情報センター、リトアニアのサウナの友の会、サウナマスター協会の資料に基づいています。